ムーブメント Cal.1066M

Movement Cal.1066M
ロレックス ムーブメント cal.1066M
キャリバー: Cal.1066M
ベースムーブメント: ロレックス
機能: 時、分、秒
駆動方式: 自動巻き
調整機構: 緩急針+ミーンタイムスクリュー
テンプ耐震装置: フラワーキフ
石数: 25石
クロノメーター認定:
パワーリザーブ: 約48時間
振動数: 18,000振動/時
製造年: 1950年代

特徴

世界初の両方向巻上げ式ムーブメントであるCal.1030と基本構造を同じくしたCal.1066M。
当時としては画期的であった両方向巻き上げと、ローターの回転効率を上げる為に中心部に穴を開けたバタフライローターなどが特徴的なムーブメントである。
Cal.1030やCal.1036(Cal.1030にデイト機能と24時間針を加えた)との違いは精度の調整方法にあり、Cal.1030緩急針のみでそれを行うのに対して、Cal.1066Mでは緩急針とテン輪に取り付けられたミーンタイムスクリューを使い行う。
また、Cal.1066Mは耐磁性能に優れた時計として開発されたミルガウスのファーストモデル(Ref.6541)に搭載されたアンチマグネティック仕様のムーブメントであった為、通常のCal.1066には存在しない耐磁性の中ブタや、それを支える十字パーツが組み込まれた特殊ムーブメントであった。

 

前ムーブメント(Cal.1030)からの主な変更点

精度調整を緩急針のみでなく、ミーンタイムスクリューも使用して行うように改良された。

 

主な搭載モデル

ロレックス ミルガウス Ref.6541

 







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