防水テスト

Waterproof Test
防水テスト

時計に備わっている防水性能を発揮させる為に必要となるのが防水テスト。
腕時計の種類によって異なるが、裏蓋やリューズなどにはパッキンが組み込まれており、内部の機械を水の浸入から守ってくれている。これらが長年の使用により劣化したり、外装パーツの傷みによって防水性能が保てなくなる場合があり、ロレックスオイスターケースやプロ仕様のダイバーズモデルであっても定期的な防水テストは不可欠である。

防水テストは主に空気圧と水圧によりテストされる。
空気圧テストは高気圧も低気圧もかけられる電動式の検査機器で、空気を利用する為、ムーブメントをケースに入れた状態でテストすることが可能である。この空気圧テストでは不良箇所の特定はできないが合否の検査はでき、後に水圧テストで原因部品を探す。稀にだが空気圧テストを合格しても、水圧テストで不合格になるケースもある。
水圧テストでは水圧検査装置を使用し、実際に水を使い水圧をかけて防水性能を計る。万が一を考慮して、ムーブメントを取り出したケースのみの状態でテストするのが一般的で、水を張った装置の中にケースを吊るし、レバーで圧力をかけて検査する。ケースに防水不良があった場合には、その不良箇所から気泡が出て原因箇所を示してくれる。

 







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