エクスプローラーII Ref.16550
EXPLORER II Ref.16550
ケース素材: | ステンレススチール |
ブレス素材: | ステンレススチール |
ブレスタイプ: | オイスターブレス |
ベゼル: | 24時間ベゼル |
風防: | サファイアクリスタル |
ケース径: | 40mm |
ケース厚: | 12.0mm |
重量: | 約125g |
防水: | 100m |
ムーブメント: | 自動巻き クロノメーター |
キャリバー: | Cal.3085 |
振動数: | 28,800振動 |
パワーリザーブ: | 48時間 |
製造期間: | 1984年~1988年 |
淵のあるドットインデックスや短針のメルセデスハンド、また文字盤12時位置の三角マークなど、エクスプローラー IIのデザインが大きく変わったRef.16550は、わずか4~5年の間だけ生産された希少性の高いモデルである。しかし、実際に販売され始めたのは1988年頃から2年程といわれている。
ムーブメントが進化し、短針を単独で動かせるようになり24時間針がGMT機能を備えるようになる。GMT機能のおかげで2つのタイムゾーンを知ることが出来るようになり、デザインだけでなく機能面でも向上した。
ダイヤルについては、ブラックはインデックスのフチや長短針がシルバーなのに対し、ホワイトはダイヤルと同化しないように黒くペイントされ、視認性が確保されている。
また、レアカラーとされるアイボリーダイヤル。当時の資料が少ないためホワイトダイヤルが経年変化した説など諸説あり、大きな変遷における試行錯誤の状況下で生まれた偶然の産物である可能性もある。その理由は、ブラックやホワイトと比べ“視認性が劣る”という本来のエクスプローラーのコンセプトから外れていることや以後アイボリーを使用しなくなったこと、また数少ない当時の資料はアイボリー色をそれほど強調していないこと。これらを踏まえた結果、塗料の配合の問題が理由で想定外の色になった可能性が高いのではないか、と云われている。
また、生産初期に存在する通称「レイルダイヤル」も見逃せないレアポイントのひとつである。製造年数の短さも相まって、注目度の高いモデルといえる。
前モデル(Ref.1655)からの主な変更点
ムーブメント: |
Cal.1570からCal.3085に変更。 |
ベゼル: |
書体、デザインが一新される。 |
ダイヤル: |
針のデザインがメルセデス・ハンドに変わる。 ブラックに加えホワイト、アイボリーダイヤル3色展開となる。 インデックスにメタルの縁取りが施された。 |
風防: |
素材がプラスチックからサファイアクリスタルに変更。 |
Ref.16550の主なマイナーチェンジ
1988~1989年 |
レイルダイヤル: センタースプリット、スターンダイヤルとも呼ばれ、ダイヤル上のクロノメーター表記が中央で分かれているのが特徴。 「COMEX」のロゴ入りの文字盤を製作したことで知られている、スターン社が手掛けたもう一つの文字盤である。 |
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