オイスターブレス

Oyster bracelets
オイスターブレス

ロレックスで使用されている、ブレスの一種。発表されたのは1930年代後半であり、それ以後、 ロレックスで最も代表的なブレスとなり、ほとんどのオイスターパーペチュアルモデルに搭載されている。金属のブレス3連リンクで構成されている。
大きく分けると、4つに分類することが出来る。
まずは1960年代まで採用されていた、リベットブレス。サイドがリベットで止められているブレスレットである。この年代のブレスは当時の情勢により、時計本体のみ輸出されており、輸出されていた国・地域において製造されたブレスが存在する。最も有名なものはアメリカで製造されていたもので、通称「USリベットブレス」 と呼ばれており、人気も高く現在では高値で取引されている。また、金無垢のレディースモデルやボーイズモデルにおいては、2000年代までリベットブレスが用いられていた。
続いて1960年代後半になると強度面での向上が図られた巻き込みブレスが誕生した。『巻きブレス』と呼ばれることもある。このブレスは、一枚の鉄板を巻き込みブレスのパーツが作られている。リベットブレスに比較すると外見が、現在のタイプと見た目はあまり変わらない。サイドから見ると一枚の鉄板を巻いた形状が確認できる。
更に1970年代後半に誕生したのが、ハードブレスである。ほぼ現行のものと形状は同じであるが、内部が中空となっている。
その後、2004年よりさらに強度面を強化したブレスが、全ての箇所にソリッドパーツを使用したハードブレスが搭載となった。今まで中空であった箇所が無垢となったことにより、強度面や堅牢性が向上した。現在では全ての現行モデルに使用されている。

 







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