エクスプローラー II
EXPLORER II
機能性と堅牢性を高めたエクスプローラー I の上位機種「エクスプローラー II」。
昼夜の区別をするため24時間針が備えられ、2代目より第2時間帯を同時に表示可能なGMT機構を搭載した。
その機能性と刷新されたスマートなデザインは、ビジネスパーソンからの高い支持を獲得し、ロレックスを代表する人気モデルとなる。
エクスプローラー II に注目が集まったことによりファーストモデルもフォーカスされ、そのデザインと流通量の少なさからプレミア化が進行。誕生40周年となる2011年には、初代だけの斬新なデザインが復活し人気を博している。
型番一覧
現行モデル Ref.226570 |
生産終了モデル Ref.216570 Ref.16570 Ref.16550 Ref.1655 |
エクスプローラー II の歴史
エクスプローラーの発表以降、アドベンチャーウォッチとしての進化は次のフィールドへと移行した。それは、極地や洞窟探検といった昼夜の区別がつかないような、極限の環境下での使用を目的とした時計の開発だった。 |
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1971年 |
洞窟探検家向けのモデルとして初代エクスプローラーII が発表される。24時間針と24時間ベゼルを備え昼夜の時間表示を可能とした。 |
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1978年 |
イタリア人登山家のラインホルト・メスナー氏がエベレスト登頂を果たした際に着用され、その性能の高さが実証された。 しかし、ターゲットを絞ったスペックと機能を追求したデザイン性は、当時の一般ユーザーには受け入れられず、本物の冒険家のための時計となっていた。 |
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1984年 |
モデルチェンジによってデザインが一新される。機能面でもスペックアップが図られ、第2時間帯の表示が可能なGMT機構を搭載する。 |
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1988年 |
短命に終わった2代目のデザインを継承し、3代目エクスプローラーII へと移行する。デザインは洗練さを増し、マイナーチェンジを繰り返しながら20年もの間、生産され続けた。 |
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2011年 |
誕生40周年を迎え、1971年当時の開発コンセプトとデザインの原点回帰によって4代目エクスプローラーII が誕生。最新技術が投入された次世代アドベンチャー・ウォッチとして進化を遂げた。 |
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2021年 |
第4世代のデザインを強く継承した5代目エクスプローラーII が発表される。 外観上の変更は少ないものの、新世代ムーブメントの搭載や細部のブラッシュアップが図られた。 |
エクスプローラー II の系譜
Ref.1655 |
製造期間:1971年~1983年 搭載ムーブメント:Cal.1570 白くペイントされたペンシル型の長短針にビビッドカラーの大型24時間針、スクエアインデックスを採用するなど、スポーツロレックスの中でも最もデザイン的なチャレンジが試みられた初代エクスプローラーII。 |
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Ref.16550 |
製造期間:1984年~1988年 搭載ムーブメント:Cal.3085 約2年間のみ製造の希少モデル。24時間針がスッキリしデザイン面で大きな変化を遂げた。ブラック、ホワイトの他にアイボリーダイヤルが存在している。 |
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Ref.16570 |
製造期間:1988年~2011年 搭載ムーブメント:Cal.3185、Cal.3186 前モデルのRef.16550とほぼ変わらないデザインだが、搭載ムーブメントのブラッシュアップにより精度と安定性を向上させたモデル。ダイヤルバリエーションは、ブラックとホワイトの2色展開となった。 |
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Ref.216570 |
製造期間:2011年~2021年 搭載ムーブメント:Cal.3187 初代モデルの意匠だった24時間針を復活させ、ケース径が42mmに大型化された4代目。ケースやブレスレットの堅牢性がアップし、ムーブメントにはパラクロム製ヒゲゼンマイやパラフレックス耐震装置が搭載されるなど最新技術が投入されている。 |
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Ref.226570 |
製造期間:2021年 ~ 現在 搭載ムーブメント:Cal.3285 耐衝性と耐磁性に優れ、約70時間のロングパワーリザーブを可能にした新世代ムーブメントCal.3285を搭載した5代目エクスプローラーII 。一見際立つ変更箇所はないものの、新デザインのケースとブレスレットが採用され、オリジナルの意匠を継承しながらも、より調和のとれたフォルムになった。 |
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