エクスプローラーI Ref.6350

EXPLORER I Ref.6350

 

ケース素材: ステンレススチール
ブレス素材: ステンレススチール
ブレスタイプ: オイスターブレス
ベゼル スムースベゼル
風防: プラスチック
ケース径: 36mm
ケース厚: 10.5mm
防水: 50m
ムーブメント: 自動巻き クロノメーター
キャリバー: Cal.A296
振動数: 18,000振動/時
パワーリザーブ: 約48時間
製造期間: 1953年~1954年

 

ロレックスの正規カタログに掲載された、初代エクスプローラーの有力候補のひとつ。
資料によれば、エクスプローラーはモデル名の商標登録が1953年1月26日で発売開始は1953年10月とされている。

12時位置の逆三角形と369のアラビア数字インデックスというエクスプローラーのデザインの源流となったモデルとも言え、ペンシルハンド、秒針先端ドット、ダイヤルのギョーシェ仕上げ(格子状の彫刻)など当時の特徴が初期型ならではの仕様となっている。

その他にも、多くのバリエーションが確認されており、針がベンツ針やリーフ針であるものや、インデックスがクサビ型インデックスを採用したもの、またホワイトダイヤルなどベースが同一のバリエーションから、ドレス系のフルーテッドベゼルやドレスブレス・革バンドなど外観自体がことなるものも多く、ロレックスの試行錯誤が伺える。

また、仕様がRef.6350と同様の場合でもRef.6359やRef.6298などリファレンスが異なる派生バリエーションが多いことも特徴のひとつと言える。

ムーブメントはセミバブルバックCal.A296を搭載している。両方向回転ローターではあるが巻き上げ方向は一方のみとなる。

 

Ref.6350の主なマイナーチェンジ

発売当初、ダイヤルにクロノメーター表記が無いタイプが存在するが、後継機モデルRef.6610へとモデルチェンジする数年前は、表記入りに変更。







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