ムーブメント Cal.4030
Movement Cal.4030
キャリバー: | Cal.4030 |
ベースムーブメント: | ゼニス社製Cal.400(エル・プリメロ) |
機能: | 時・分・秒・クロノグラフ機能 |
駆動方式: | 自動巻き |
調整機構: | マイクロステラナット |
テンプ耐震装置: | キフ・ウルトラフレックス |
石数: | 31石 |
クロノメーター認定: | ○ |
パワーリザーブ: | 約52時間 |
振動数: | 28,800振動/時 |
製造年: | 1988年~2000年 |
特徴
ゼニス社のエル・プリメロCal.400をベースにロレックス社が独自に改良を加え完成したのがCal.4030。バルジュー社Cal.72ベースの手巻き機構だった前ムーブメントCal.727から、ゼニス社Cal.400ベースの自動巻き機構に変更。テンプを大型化し、調整機構をマイクロステラスクリューからマイクロステラナットに変更することで精度が向上。テンプ内側のアーム数は2本から4本になり強度も増した。その他、耐久性に優れたゼンマイを採用するなどしてCOSC公認クロノメーターも取得。実用性を追求するロレックス社の改良は続き、毎時36,000振動(毎秒10振動)と高精度仕様であったものを敢えて毎時28,800振動(毎秒8振動)まで落とすことでムーブメントの耐久性を高めた。ロレックス社はクロノメーター取得レベルの精度を保ちながら耐久性も増し、より実用的なムーブメントを作り上げることに成功した。 |
前ムーブメント(Cal.727)からの主な変更点
・バルジュー社Cal.72ベースの手巻き機構からゼニス社Cal.400ベースの自動巻き機構に変更。 |
主な搭載モデル
ロレックス デイトナ |
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