ムーブメント Cal.3175

Movement Cal.3175
ロレックス ムーブメント cal.3175
キャリバー: Cal.3175
ベースムーブメント: ロレックス
機能: 時、分、秒、24時間表示、日付、デイトジャスト機能、クイックチェンジ機能、ハック機能
駆動方式: 自動巻き
調整機構: マイクロステラナット
テンプ耐震装置: キフ・ウルトラフレックス
石数: 31石
クロノメーター認定:
パワーリザーブ: 48時間
振動数: 28,800振動/時
製造年: 1990年頃~1999年

特徴

Cal.3075の後継機種として1990年頃に登場。前ムーブメントのCal.3075からの主な変更点は二つあり、一つは、Cal.3075テンプをシングルブリッジで支えるタイプであったことに対し、当ムーブメントはツインブリッジへ変更された点。二つ目は、調整機構がマイクロステラスクリューからマイクロステラナットへ変更された点である。テンプ周りの仕様変更に伴い、精度の安定性が向上し、且つ、あがき調整も行い易くなり、メンテナンスの面でも有利になっている。
また、調整機構のマイクロステラナットによるフリースプラング(緩急針と呼ばれる精度を調整する針が無い)仕様は、摩擦によるヒゲゼンマイの劣化が無く、耐衝撃性に優れているというメリットがある。ロレックス以外にもパテック・フィリップやランゲ&ゾーネ、ブレゲ等の高級ブランド時計にも採用され、現在最も完成された仕様と言われている。
Cal.3175はGMTマスターI(Ref.16700)にのみ搭載され、同モデルの生産中止(1999年)に伴い廃盤となった。

 

前ムーブメント(Cal.3075)からの主な変更点

テンプがシングルブリッジからツインブリッジへ変更され、精度の安定性向上、あがき調整が容易に行えるようになった
・27石から31石仕様へと変更された
・調整機構がマイクロステラスクリューからマイクロステラナットへ変更された

 

主な搭載モデル

・ロレックス GMTマスター
 Ref.16700(ステンレススチール)

 







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