サブマリーナー Ref.5513
ケース素材: | ステンレススチール |
ブレス素材: | ステンレススチール |
ブレスタイプ: | オイスターブレス |
ベゼル: | 回転ベゼル |
風防: | ドーム型プラスチック |
ケース径: | 40mm |
防水: | 200m |
ムーブメント: | 自動巻き |
キャリバー: | Cal.1530、Cal.1520 |
振動数: | 18,000振動(Cal.1530)、19,800振動(Cal.1520) |
製造期間: | 1963年~1990年 |
生産期間が約30年間とロレックスの中でもロングセラーモデル。長期間の製造であった為、様々なマイナーチェンジが行われ、ダイヤルバリエーションが多いのも特徴の一つ。
Ref.5513のインデックスには、メタル枠の有無があり、「フチなし」・「フチあり」に大別され、特に前期ダイヤルにあたる「フチなし」には、ミニッツサークルやミラーダイヤル、メーターファーストなどのレアポイントが多数存在する。また、初期生産分のケースには、先端が鋭角でシャープなラインのポインテッドクラウンガード(PCG)が備えられていた。このように進化の過程が垣間見られるディテールは、希少性が高く、コレクターを中心に人気も高い。
因みに、同時期に製造していたRef.5512と共有パーツが多く、バックケースに5512の刻印が入っている事もある。
また、Ref.5513から派生した特殊モデルは、ヴィンテージロレックスの中でも滅多に市場に出回らない激レアモデルとなっている。中でも有名なのは、Ref.5513を制式採用していたフランスの潜水会社コメックスと共同開発した「ヘリウムガス・エスケープ・バルブ」を搭載したRef.5514である。シードゥエラーの原型となったモデルでもあり、ロレックスが他社のために固有リファレンスを発行した稀なケースで、ダイヤルには「COMEX」とプリントされている。続いて、レアサブの代表格と言えば、Ref.5517(通称:軍サブまたはミリタリーサブ)である。イギリス海軍が制式採用したサブマリーナーであり、視認性向上のため、大振りなアロー針と矢型の秒針、1分刻みの回転ベゼルなどの専用ディテールを持つ。正確な時刻合わせが要求されるため、ムーブメントにとはハック機能が備えられている。
前モデル(Ref.5508)からの主な変更点
ケース: |
ケース径が37mmから40mmへとサイズアップした。 |
機能: | 防水性能が100mから200mになった。 |
Ref.5513発売後の主なマイナーチェンジ
ダイヤル |
1963年頃:
1965年頃:
1967年前後:
1970年代後半:
1985年頃:
|
ムーブメント | |
ブレスレット |
1963~1960年代半ば:リベットブレス(No.7206)+フラッシュフィット(No.80) 1960年代半ば~1970年代半ば:巻きブレス(No.9315)+フラッシュフィット(No.280) 1970年代半ば~1970年代後半:巻きブレス(No.9315)+フラッシュフィット(No.380) 1970年代後半~:ハードブレス(No.93150)+フラッシュフィット(No.580) |
リューズ |
1970年頃にツインロックリューズからトリプロックリューズに変更した事で、リューズのデザインが変更された。 |
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