エクスプローラーI Ref.1016
ケース素材: | ステンレススチール | |
ブレス素材: | ステンレススチール | |
ブレスタイプ: | オイスターブレス | |
ベゼル: | スムースベゼル | |
風防: | プラスチック | |
ケース径: | 36mm | |
ケース厚: | 13mm | |
重量: | 約96g | |
防水: | 100m | |
ムーブメント: | 自動巻き クロノメーター | |
キャリバー: | Cal.1560、Cal.1570ハック無し、Cal.1570ハック付き | |
振動数: | 18,000振動、19,800振動 | |
パワーリザーブ: | 48時間 | |
製造期間: |
1959年~1989年 (~1990年との説あり) |
エクスプローラーI の圧倒的な人気と、それを支えるストイックでタフなイメージを確立したRef.1016。過去のラインナップでは「369」インデックスやデイト無しというコンセプト以外はディテールが異なる個体も多く曖昧だったデザインをこのRef.1016にて集約し、シンプルでスポーティーなデザインを継承しつつ細部に渡るにブラッシュアップが図られ実用性も高まった。
Ref.1016はエクスプローラーの第三世代となり、1959年に登場し1989年まで製造されたロングセラーモデルである。20年以上にも渡る販売期間の間には、いくつかディテール変更が行われている。
”初期型”といわれる発売当初は、前モデルRef.6610と同様の艶のあるエナメル調のダイヤル(ミラーダイヤル)にゴールドのサークル(ミニッツサークル)が入った通称MMダイヤルであった。その後まもなくミニッツサークルが消滅したミラーダイヤル(通称Mダイヤル)が数年ほど続いた。
その後、ダイヤルが艶のないマットな質感になりロゴや表記がホワイトに仕様変更された”前期型”を経て、1972年頃からはハック機能搭載の”後期型”となる。さらには、生産終了間際の年式である”R”と”L”シリアルの個体は市場相場が高く設定されている。
前モデルからの主な変更点は上記のダイヤルのディテールの他に、搭載ムーブメントが挙げられる。ロレックス独自のアジャストスクリュー方式の時間調節機能を備えたCal.1560(初期型・前期型)を搭載。1972年以降の後期型では、Cal.1560の進化版である、リューズを引くと秒針が止まるハック機能が追加され、ロレックスムーブメントの最高傑作といわれるCal.1570が搭載された。前期型にノンハックのCal.1570が搭載されていた物もある。
前モデル(Ref.6610)からの主な変更点
ムーブメント: |
Cal.1030からCal.1560、Cal.1570に変更。 ※Cal.1560はノンハック、Cal.1570はハック付き。 |
ダイヤル: |
初期型を除き、外周のサークルラインが消滅し、エナメル調からマットなブラックに変更されインデックスカラーがゴールドからホワイトに。 |
Ref.1016の主なマイナーチェンジ
1959年~1971年(初期型・前期型)
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初期型:MMダイヤル(ミニッツ・ミラーサークル)、Mダイヤル(ミラー)。 前期型:マットなノーマルダイヤル。 |
1972年~1989年 |
1970年代に入ると後期タイプが登場する。ムーブメントもハック機能付きの高性能Cal.1570に変更。文字盤のインデックスは数字が若干丸みのあるタイプに変更。 1980年代からは風防は丸みのあるドーム型から、フラットタイプの風防に変更。 |

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