クロノグラフ Ref.6238
CHRONOGRAPH Ref.6238
ケース素材: | ステンレススチール |
ブレス素材: | ステンレススチール |
ブレスタイプ: | オイスターブレス |
ベゼル: | スムースベゼル |
風防: | 強化プラスチック |
ケース径: | 37mm |
ケース厚: | 12mm |
防水: | 30m |
ムーブメント: | 手巻き |
キャリバー: | Cal.72B、Cal.722-1 |
振動数: | 18,000振動 |
パワーリザーブ: | 約50時間 |
製造期間: | 1950年代末頃~1960年代頃 |
ロレックスは、1930年代に初めてクロノグラフを製作したといわれているが、他ブランドも同様に当時は計測用の積算計は1つもしくは2つのタイプが主流だった。その理由としては、ムーブメント製造会社のムーブメント構造によるものだったが、1940年代に入りバルジュー社からクロノグラフムーブメントCal.72が開発され、スモールセコンド、30分積算計、12時間積算計の3つのインダイヤルを備えたモデルが登場し始めた。
1963年頃には初代デイトナとなるRef.6239、Ref.6241にも3つのインダイヤルを備えて誕生しているが、それ以前に3つのインダイヤルを備えた通称=プレ・デイトナと呼ばれるクロノグラフRef.6238が存在している。
ダイヤル内にタキメーター表記がプリントされ、インダイヤルはダイヤルと同カラーとなっている等、デイトナならではのスポーティーな印象は弱いものの、初代デイトナ同様にバルジュー社製のCal.72をベースにロレックス独自の改良を施したCal.72B Cal.722-1を搭載し、スモールセコンド、30分積算計、12時間積算計を備え、まさにデイトナの原形と呼ぶに相応しい顔立ちとなっている。
現在もロレックスフラッグシップとして君臨し続けているデイトナの前身となる歴史的モデルとしてRef.6238は、数あるアンティークロレックスの中でも高い人気と知名度を誇っている。
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