デイトナ Ref.6240
ケース素材: | ステンレススチール |
ブレス素材: | ステンレススチール |
ブレスタイプ: | オイスターブレス |
ベゼル: | タキメーターベゼル |
風防: | 強化プラスチック |
ケース径: | 37mm |
ケース厚: | 12mm |
重量: | 約130g |
防水: | 50m |
ムーブメント: | 手巻き |
キャリバー: | Cal.72B、Cal.722-1 |
振動数: | 18,000振動 |
パワーリザーブ: | 約50時間 |
製造期間: | 1965年~1967年 (諸説あり) |
1960年代に3世代目デイトナが誕生する前の数年間だけ製造された、謎多きデイトナと称されるRef.6240。
2世代目と呼ばれるRef.6262/6264と同時期に生産されていたにも関わらず、防水性を高めるスクリューロック式のプッシュボタンを装備。一般的にデイトナのスクリューロック式のプッシュボタンが採用されたのは3代目とされるRef.6263/6265と言われているが、先にこのRef.6240というデイトナが存在。
キャリバーに関しても、同時期に販売されていた2世代目と同様のCal.727が採用されているはずだが、このRef.6240は初代と同じCal.72B・Cal.722-1の搭載が確認されている。試作段階のモデルだった為か、下位ムーブメントを使ったという見解もできる。このような見方から謎多きデイトナ、3代目のプロトタイプとも称される所以と考えられる。
ダイヤル上には12時位置ROLEX表記の下に、『OYSTER』の表記がプリントされた。これはねじ込み式プッシュボタンを新たに採用し、50m防水が確保された証明でもある。
また、数年のみ製造と短命だったにもかかわらずこのRef.6240にも、レアダイヤル『ポールニューマンダイヤル』(別名 エキゾチックダイヤル)が存在する。(ハリウッド俳優であり、レーサーでもあった故ポール・ニューマンが愛用したことから『ポールニューマンダイヤル』とも呼ばれる所以となっている。)通常のダイヤルと比べ、インダイヤルのアラビア数字は大きく、夜光塗料はインデックスの内側に塗布されている。また、外周サークル部分と、インダイヤルは、一段窪んだ状態となっており、ダイヤルメインカラーと反転したカラーリングとなっている特徴がある。数多くのモデルが存在するロレックスだが、『ポールニューマンダイヤル』はその中でも別格の珠玉アンティークモデルとして位置づけられている。
これまでのデイトナの弱点でもあった防水性能の低さを克服したモデルでもあり、生産期間も短く、プロトタイプのデイトナとも呼ばれてるRef.6240は、ロレックスの歴史の中でも大変希少なレアモデルである事に間違いない。
前モデル(Ref.6241)からの主な変更点
ケース: | スクリューロック式のプッシャーとなる。 |
Ref.6240発売後の主なマイナーチェンジ
リベットブレスから巻きブレスへと変わる。 |
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