デイトナ Ref.16528

DAYTONA Ref.16528
ロレックス デイトナ Ref.16528
ケース素材: イエローゴールド
ブレス素材: イエローゴールド
ブレスタイプ: オイスターブレス
ベゼル タキメーターベゼル
風防: サファイアクリスタル
ケース径: 40mm
ケース厚: 12mm
重量: 約160g
防水: 100m
ムーブメント: 自動巻き クロノメーター
キャリバー: Cal.4030
振動数: 28,800振動
パワーリザーブ: 52時間
製造期間: 1988年~2000年

 

1988年、傑作自動巻きクロノ・ムーブと謳われるゼニス社「エル・プリメロ」をベースにスポーツモデルで唯一手巻きだったデイトナのパーペチュアル(自動巻き)化が果たされた。

搭載されているムーブメントCal.4030は、さらなる耐久性を求め、もともと毎時36,000振動だった「エル・プリメロ」を毎時28,800振動まで抑え、テンプを大きくしマイクロステラナットで精度を高めるといったロレックス独自の改良が施されている。

また、デザイン面でも大幅なリニューアルが行われており、耐久面で不利だったプラスチックベゼルは姿を消すこととなり、風防は、サファイアクリスタルを搭載し100mの防水性能を実現した。さらに、37mm径から40mm径へと大型化したケースのサイドの横穴は塞がり、リューズガードを搭載している。また、コンビモデルやステンレスモデルよりいち早くブレスレットフラッシュフィットは一体型となっており、長年の使用においても変形しにくい仕様となっている。

全面的なブラッシュアップにより、よりモダンでスポーツモデルらしいタフさを増した金無垢モデルのデイトナRef.16528。

イエローゴールドならではのゴージャス感とデイトナならではのスポーティーなデザインは、腕元にこの上ない存在感を演出してくれる。

ダイヤルバリエーション
・ブラックダイヤル
・ホワイトダイヤル
・シャンパンダイヤル
・ブラック8Pダイヤダイヤル
・ホワイト8Pダイヤダイヤルなど。

 

前モデル(Ref.6263/8、Ref.6265/8)からの主な変更点

ムーブメント: Cal.727からCal.4030へ変更され、振動数は21,600振動から28,800振動へと変わり、自動巻きとなる。
 
機能: 防水性能が100mとなる。
 
ケース: プラスチックベゼルが廃止され、メタルのベゼルのみのラインナップとなる。
ケースサイドの横穴は塞がり、リューズガードが装備された。
ケース径が37mmから40mmへと大型化された。
 
ブレスレット リベットブレスからハードブレスへと変更された。
 
ダイヤル: インデックス上に夜光塗料が塗布されるようになる。
 
風防: サファイアクリスタル風防となる。

 

Ref.16528発売後の主なマイナーチェンジ

1988年頃 エナメル調だった初期生産分(R品番)のダイヤルから、マット調のダイヤルに変更。
 
1988年~1990年頃 ダイヤル12時方向の表記、1行目「ROLEX」、2行目「OYSTER PERPETUAL」、3行目「SUPERLATIVE CHRONOMETER」、4行目「OFFICIALLY CERTIFIED」、5行目「COSMOGRAPH」の5行目が一段下(スペースが空いたよう)に表記されていたが、4行目の公認という意味の表記が消え、均等に配列された4行表記となる。その後すぐに4行目の「OFFICIALLY CERTIFIED」も表記されるようになり、均等に配列された5行表記へと変更。
 
1988年~1989年頃 タキメーターの表記が、50~200までだったが、60~400の表記へと変更され、3時位置に表記されていた「UNITS PER HOUR」の表記が、1時位置へと変更。
(R品番、L品番の初期に見られる)
 
1989年頃 200~300間のタキメーターの表記が、225、250の表記から、240のみへと変更。
 
1995年頃 12時間積算計の6時間位置の表記がインダイヤル中心軸を基準(通称=逆6)に配置されていたが、時計全体としての上下を考慮したデザインへと変更。
バックルが、シングルロックからダブルロックへと変貌を遂げた。
 
1999年 夜光塗料がトリチウムからルミノバへと変わり、ダイヤル内6時下位置の表記『T SWISS MADE T』から『SWISS MADE』へと変更。
2000年 バックルのクラウンマークが小振りになる。

 







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