デイトナ Ref.116520
DAYTONA Ref.116520
ケース素材: | ステンレススチール |
ブレス素材: | ステンレススチール |
ブレスタイプ: | オイスター |
ベゼル: | タキメーターベゼル |
風防: | サファイアクリスタル |
ケース径: | 40mm |
ケース厚: | 12.5mm |
重量: | 約145g |
防水: | 100m |
ムーブメント: | 自動巻き クロノメーター |
キャリバー: | Cal.4130 |
振動数: | 28,800振動 |
パワーリザーブ: | 72時間 |
製造期間: | 2000年~2016年 |
2000年、ロレックス社の悲願であった完全自社製クロノグラフ・ムーブメントを搭載し、完全マニュファクチュール化を果たしたデイトナ。
基本デザインは、前モデル(Ref.16520)のデザインを受け継ぎながらも搭載ムーブメント変更に伴うインダイヤルのレイアウト変更やインデックスの大型化など細部のブラッシュアップが図られている。
搭載されるムーブメントCal.4130は、高い伝達効率により72時間のパワーリザーブを誇り、デビュー時より耐磁性に優れるパラクロム製ヒゲゼンマイが採用されるなど高い耐久性と精度を実現している。2007年からは、独自開発のブルーパラクロム・ヒゲゼンマイに変更され、耐磁性・耐衝撃性の向上が図られている。また、メンテナンス性も考慮した合理的な設計は、技術者からも高い評価を獲得している。
さらにブレスレットは、前モデルでは中空だった中央のリンクパーツがソリッドパーツに変更され堅牢性がアップし、バックルには容易な微調整が可能なイージーリンクを備えるなど着用時の快適性や着脱時の操作性を向上させている。常にリファインが繰り返され進化を続けるデイトナは、まさにロレックスのフラッグシップモデルである。
前モデル(Ref.16520)からの主な変更点
ムーブメント: |
Cal.4030からCal.4130へ変更 |
機能: |
ハック機能が搭載され、パワーリザーブが54時間から72時間へ。 |
ケース: |
ケース表面部分がヘアライン仕上げから鏡面仕上げとなる。 |
ブレスレット: |
フラッシュフィット一体型ダブルロックになる。 (旧型デイトナ Ref.16520 のシリアルA品番、P品番あたりもフラッシュフィット一体型となる。) バックル部分に約5mmの延長操作が自在に可能となったイージーリンクが搭載された。 |
ダイヤル: |
インデックスが大きくなり、夜光面積が広がる。 秒針が6時位置へ、12時間積算計が9時位置へ移動。 インダイヤルの位置が中心より7度上へ配置。 インダイヤルの枠の色がホワイトからシルバーへ変更。 |
風防: | 6時位置に王冠の透かしが入る。 |
Ref.116520の主なマイナーチェンジ
2002年 |
ベゼルのタキメーターが刻印からプリントへ変更。 |
2004年 |
長短針が太くなる。 |
2006年 |
インナーリング(ダイヤル外周の立ち上がり部分)に「ROLEX」の文字が刻印されるようになる(ルーレット刻印)。12時位置にはクラウンマーク、6時位置にはシリアルナンバーが入る。 |
2007年 |
ロレックスが独自で開発した耐磁性・耐震性に優れたブルーパラクロム・ヒゲゼンマイが採用される。 ※Ref.116520は発売当時より他のモデルに先駆けてパラクロム・ヒゲゼンマイが採用されていたが、当時はブルーではなかった。 |
2008年 |
ブレスレットのクラスプが変更される。 |
2010年 |
クロノグラフ用の秒目盛の27秒と33秒位置の目盛が長いタイプのダイヤルが流通するようになる。この特徴は、2000年から2005年頃に製造されたものにも多く見られる特徴で、2006年から2009年頃に製造されたものは短いものが多い。 (特にブラックダイヤルに多く見られる特徴である。) |
2010年 |
インダイヤルの枠の色が黄色味がかったシルバー色から純粋なシルバーに変更。 ※現在も黄色味がかったシルバー色のものも流通している。 (ホワイトダイヤルは、2011年頃からとなる。) |
2012年頃 |
バックル中板部分が約5mm長くなる。 フラッシュフィット部分が3ピースから1ピース構造となる。 |
2013年 |
夜光塗料がルミノバからクロマライトへと変更され、暗闇では青く光るようになった。 |
2015年中頃 | バックル中板部分が艶消し仕上げから鏡面仕上げになる。 |
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